脳みその疲れ

脳みその疲れ フィロソフィー
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どうも、アベケンです。

先日、筋トレに行った際に不思議な体験をしました。

その週はシーズンが終わったこともあって、自転車にほとんど乗らずにゲーム、またはかなり強度をさげた練習しか行っておらず、身体的にはかなりフレッシュな状態でした。また、食事量も戻しており栄養面でも特に不足はなく、メンタル面も最大挙上重量更新しちゃう!?といったことを考えるくらいの状態でした。

それにも関わらず、その日の内容はボロボロでした。以前なら5rep挙げていた重さで3rep挙げるのが限界で、フォームの維持がやっとという体たらく。これにはかなりショックを受けました。先生に伺うと「良くあること」とのことであまり気にしないようにしていたのですが、原因を自分なりに考えてみたのでまとめてみました

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脳みその疲れ

先生との会話の中で「脳みその疲労」というキーワードを頂き、自身の行動を振り返ったところ、自転車に乗る時間を減らし、代わりに増えた時間が「ゲーム」の時間でした。それもかなり大幅な増加です(笑)。

ゲームで脳みそが疲労するのか?という疑問に対しては少しかじった運動生理学の観点からも「YES」と答えられるのではないかと考えています。画面内で目まぐるしく変化する状況に合わせて指先と眼球の筋肉を動かし続けるので、脳みそは活発に筋発火の電気信号を送ることになります。

ましてやプレイし始めたばかりのゲームであれば刺激に対して慣れていないので脳みその疲労は相当なものだったのかなと推測します。

脳みそが疲労していると筋出力が落ち、適応を促す為の刺激を身体に与えることができなくなる。これは筋トレに限ったことではなく、自転車の練習でも同様のことが言えると考えます。高強度の持続時間が短い、インターバルに耐えられない、普段よりも出力が低いにも関わらず主観運動強度が高い…。

そして脳みそが疲れる理由は何もゲームだけではありません。仕事で重要な判断を迫られた、家庭の事情でストレスが溜まっている、やりたくない作業を押し付けられたetc…。ストレスによっても脳みそは疲労します。

身体は疲れてないのにズッシリと身体が重たく感じるのは脳みそが疲労しているのかもしれません。そんな時に高強度のインターバルをやっても狙ったパワーは出ず本人はとても辛く感じているのに身体には適応の刺激は入っていない…誰も幸せにならない結果となってしまう可能性が高いです。

どうするべきか

そんな日は誰にでも起こりうるし、仕事をしているホビーライダーであれば「今日は疲れた…」と感じる日がそれなりの頻度で発生しうるのではないかと思います。そんな日に無理矢理練習しても上記で述べた通りいいことはあまりありません。苦痛に耐える能力は向上するかもしれませんけど…。

それであれば、その日は思い切って完全休養して翌日からメニューをこなすか、気持ちよく走れる程度の低強度メニューに切り替えてリフレッシュを目的とした回復走に変更し、翌日からメニューをこなす…仕事から帰った後は常に疲れて練習どころじゃないんだよ…といった場合は出社前に時間を作って仕事で疲れる前にメニューをこなしてしまうといった工夫ができるかもしれません。

まとめ

身体の疲れだけではなく、脳が疲れてもパフォーマンスは発揮できません。そのため、身体は元気なのに普段より疲れる、いつも出してる出力が出ない時は、単に脳みそが疲れているだけかもしれません。

さっさと気持ちを切り替えて、今の自分にできることを考えながらメニューを調整していくことが重要だと思います。

※編集後記※

お布団の中が気持ちよい季節になってきました。朝起きるのが辛いのと、自転車に乗るまでが辛い…乗りはじめたら気持ちいいのは知ってるんですが…。

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