どうも、アベケンです。
ロードバイクのシーズンがもう間近に迫りつつあります。
私の目標は今年も富士ヒルでの自己ベスト更新です。その為、毎年体重を減らすべく、減量・ダイエットに励んでいます。今年も例外ではありません。
減量はいわゆる「レコーディング・ダイエット」と言われるものを実施しています。
毎日決まった時間、決まったタイミングで体重を測って記録し、日中も食べたものとカロリーを記録し、体重の推移を見ていきます。1週間単位で翌週よりも減っていればOKで、少しずつ食べる量を調整していきます。
毎日体重を計測しているので、日々の体重の推移が分かるのですが、その中で食べる量が普段と変わらないのにドカン!と体重が増える日があります。
自分の生活を振り返ると、体重がガッツリ増えるのは筋トレした翌日と翌々日だというのが分かりました。
そこで、過去の計測結果を振り返ってみた結果と、考察をまとめてみました。
計測と結果
2019年の1月から、基本的に土曜日と水曜日に筋トレを行ってきました。
筋トレの成果や内容に関しては別の記事に書いています。
日々測定した体重の推移と筋トレ実施日を組み合わせるとこんな表ができます。
サンプルとして、2019年4月のデータをまとめました。
分かりづらくて申し訳ないんですが、特に土曜日の後の日曜日から月曜日にかけて体重増加が著しい様子が見てとれるかなと。
その間、食事から摂取するカロリーに大幅な変化はありませんでした。
また、体重計は一般的なタニタの家庭用体組成計を使用しています。
考察
筋トレ翌日には体内の水分量が増える
筋トレを行うと、筋組織に傷が付きます。身体はその傷を修復しようとする過程で血管を拡張し、修復に必要な材料となる物質を多く取り込もうとします。そのため、一時的に体内の水分量が増加し、合わせて体重も増加するのではないかと考えられます。
体内の水分量が増加することによって、体組成計は体重に対して筋量が増えたと判断します。体脂肪率が下がっているように見えるのはこのためです。
何故体内の水分量が増えたことによって、体組成計は筋量が増えたかと判断するかというと、これは体組成計の計測方法によるものです。
家庭用の体組成計はインピーダンス方式を用いて筋肉量及び体脂肪率を計算しています。インピーダンス方式とは微弱な電流を流し、抵抗値によって筋肉と脂肪を判断しています。
筋肉は水分を多く含むために電気が流れやすく、脂肪は電気が流れにくい性質を利用しています。
増加翌日には体重が元に戻る
体重の増加は大体翌日には収まり、元の体重を推移し始めます。それに合わせて体脂肪率も戻っています。(悲しいけど)
これは、身体内部で傷付いた筋組織の修復が完了し、一時的に増加していた水分量が元に戻ったためと考えられます。
月曜の増え方と木曜の増え方が違うのは?
これは想像でしかありませんが、筋トレのメニューによるものだと考えます。
というのも、毎週土曜日は新しい種目にてフォーム指導を受けており、水曜日は土曜日と同じ種目をセルフで行うという流れだったので、水曜日はある程度の慣れがあったのではないかと考えています。
まとめ:筋トレによる体重増加は一時的なもの
巷でたまに聞く「筋トレをやると体重が増える」といった内容は、私自身の身体で試した限りではある意味真実でした。
ただ、体重増加は一時的なものであり、日が経つと元に戻りました。
もちろん筋トレによって少しずつ筋量は増加傾向にあるはずで(でないと困ります…)その分体重は増えていると思いますが、微々たるものですのであまり気にしていません。その分脂肪を落とせばいいだけですし。
また、筋トレによって同じ筋量でも発揮できる筋力は上がっているハズなので、それを上手くペダリングに転移できれば出力アップやペダリング効率改善につながると考えています。
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よって、ヒルクライムがメインだからといって筋トレをやらない理由はないな!というのが現時点での私の結論です。
※編集後記※
新型コロナウイルスに伴ってマスクだけでなく、アルコール除菌シートも品薄の状態が目立ってきました。お子さんがいるご家庭では気を使いますね…。私もなるべく満員電車には乗りたくないのですが、そこは悲しき雇われ会社員。お察しください…。