Train to train(トレーニングのためのトレーニング)

train to train フィロソフィー
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どうも、アベケンです。

先日(ちょっと前ですが)、ツイッターでこんなことをつぶやきました。

これをつぶやいたのは筋トレフォームの指導を受けた後日、セルフでの筋トレ実施中だったのですが、フォーム指導を受けていた際に先生から言われた言葉が今回のテーマになっています。

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背景

 ツイッターでつぶやいた通り、今までかなり苦労して挙げてた重さのバーベルが、ふとしたきっかけでスッと挙げられるようになったんです。(もちろん正しいフォームで、というのが大前提です。)「スッと」とか書いてますが、この感覚を言葉にするのはすごく難しい…今までは「うーん、うーん!…ううううううぉおおおおお…」みたいな感じで挙げてたものが「フンっ!」と挙げられた…なんというか今までよりもよりスムーズに、スマートに挙げられるようになったと言えばいいでしょうか。ちょっとした力の入れ方とか、我慢のしどころというか、不必要な部分の力の抜き方が頭じゃなくて身体が理解したというか。ひとつひとつに意識的に注意を向けていないとできなかった動きが自然とできるようになって、それらが噛み合った感覚というかなんというか。

その際、先生から「トレーニングのためのトレーニング期間を抜けましたかね。これからガンガン成長していきますよ!」と言われました。気になったのでそれってなんですか?と聞いてみたところ、トレーニングに対する考え方のひとつで、

Train to train(トレーニングのためのトレーニング)
Train to compete(競技のためのトレーニング)
Train to win(勝利のためのトレーニング)

という段階を経て人はレベルが上がっていき、レベルが上がるにつれてトレーニングの内容や強度が高度化していき、それらが勝利に結びつく…というフィロソフィーである、とのことでした。

言葉の解釈を掘り下げてみる

 「Train to train」。直訳すると「トレーニングをするためには、それに必要なトレーニングを行う必要がある」という意味になるでしょうか。自転車で考えてみると、初めからいきなりローラー台でインターバルトレーニングをやり始める人はいないわけです(ひょっとしたらこの世のどこかにはいるかもしれませんが)。

最初は平坦数十キロ走っただけでヘロヘロ・クタクタになっていたのが少しずつ走れる距離が伸びていく。足つかないと登れなかった坂道を登れるようになっていく。そうやって少しずつ自転車への適応を促していく期間が自転車にとって「Train to train」になっているのではないかと解釈できるでしょうか。その後、大会やイベントに出るようになり、タイムを削ることやより速く走ることを意識し始めた時、「Train to compete」が始まるのではと思います。

「Train to compete」ではより競技に特化したトレーニングが必要になります。例えばロードレースであれば集団走行の練習や1分、2分の出力アップ、スムーズなローテーションの練習も必要ですし、ヒルクライムであればFTPの出力アップやライン取り、最大酸素摂取量の向上といった練習も視野に入ってくると思います。その為には意図的に高強度のインターバルトレーニングやスキル向上の練習を行う必要があります。単純に自転車に乗る時間を増やすだけでは競技に必要な能力を伸ばすことができなくなります。意図的な負荷と、競技に特化した走り方を練習する時間が必要になってくる段階だと解釈できます。

「Train to win」では、競技に必要な能力を有した上で、戦術や戦略、展開に合わせた動き方等のトレーニングであると解釈できます。個人競技はもとより、チームでの動き方とかですかね。自転車でいうとチームで走るロードレース的な戦い方の習熟でしょうか。実業団レベルでもこの領域の練習が必要になってくるのはPカテゴリからだと思います。ホビーライダーにとっては、例えばヒルクライムであればペーシング等の技術になるかと思いますが、ホビーライダーだとcompeteとwinの境界は曖昧な感じになるのかなぁという印象です。

また、これらの考え方は階層構造を模しており、下位のトレーニング無くして上位のトレーニングは成り立たないと解釈できます。常識的に考えれば大会やレース、イベントに参加するにあたって練習せず(Train to trainがない状態)「この展開になった時はこういった動きをする」(Train to win)といった練習をやろうと思ってもできません。まずは展開についていくためのフィジカルや能力が必要になるのは明白です。

まとめ

 今回はトレーニングに関する考え方を自転車に落とし込んでみましたが、これは身の回りにある割とどんな物事にも当てはまるのではないでしょうか。勉強や仕事、筋トレetcetc…1つの物事に習熟していく過程を端的に表現していると言えます。また、自転車にとっての筋トレは、補助トレーニングなので「Train to train」とも解釈できます。言葉遊びのようにも見えなくもないですが、こうした意識をもって物事に取り組むことによって自分が今何をやっているのかを明確にしやすくなるかもしれません。

※編集後記※

重量増やしたらまたデッドリフトがわからなくなってます…。

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