どうも、アベケン(@abekenblog)です。
「自転車競技」と一言でいってもその内容は様々です。ロードバイクはもちろん、MTBやシクロクロス、ピストやBMXといった車種に加えて、ヒルクライムやクロスカントリー、ロードレースはたまたワンメイクのジャンプ、自転車で行うサッカーといった具合に競技の種類も非常に多岐に渡ります。
今回はそんな中で特定の競技に絞って必要な能力をRPGのパラメータ―的に考えてみたいと思います。
なお思いっきり独断と偏見です(笑)完全に一個人としての意見ですし、各競技の展開や状況によっても必要な能力は変わってくるはずなので、あまり深く考えずに軽い気持ちで見て頂ければと思います(笑)
対象競技
今回選択した競技は以下の通りです。主にロードバイクで行われる競技となっています。
・ロードレース
・ヒルクライム
・クリテリウム
・シクロクロス
必要な能力
また、必要な能力を以下のように設定しました。
・持久系:呼吸器系や心血管系などの持久力に関わる能力
・筋系:発揮できる筋力の高さに関わる能力
・スキル:各競技に必要な技術
能力パラメーターをもっと多くすることも考えましたが複雑になりすぎるのもややこしいかなと思ったので、今回はシンプルにこれら3つの能力のバランスを考えていきたいと思います。
それぞれの競技に必要な能力
上記で設定した各競技に必要な能力を考えていきたいと思います。
全体を100%として、各能力に必要な割合を考えていきたいと思います。
ロードレース
持久系:70%
筋系:10%
スキル:20%
数時間ある程度の出力を出し続ける必要があるロードレースは持久系の能力は必要不可欠です。全体のペースに置いていかれた時点で試合終了になってしまうロードレースは周りのペースに遅れないよう走り続ける必要があります。
その分筋系の能力に関してはあまり重要視しなくてもいいのではないかと考えました。アタック時や平坦ゴールのスプリント等といった限定的な場面では必要になる場合があります。
スキルに関してはローテーションを行ったり接触した際のバイクコントロール、「いかに疲労を最小限に抑えて走り続けるか」といったテクニックやペダリング等のスキルが考えられます。
ロードレースの場合、状況が非常に多岐にわたるために場面場面で必要な能力が異なります。ヒルクライムあり、スプリントあり、集団走行ありといった様々な状況に対応するためには持久系の能力をベースに満遍なく鍛え上げる必要があり、その為チームで動いたりそれぞれ与えられる役割が異なったりします。
ヒルクライム
持久系:60%
筋系:30%
スキル:10%
ロードレースよりも時間は短いものの、競技時間が一時間前後(あるいはそれ以上)に及ぶためヒルクライムでも持久系能力の優先度は高めだと考えます。
ロードレースと異なる点は登りが主体の競技となるため持久力をベースにある程度高い出力を維持するための筋力が必要になってくると考えました。
その分スキルが必要になる場面は少なく、文字通りフィジカルの仕上がり具合が勝負に直結するといっても過言ではありません。
その他の要素としては体重が大きく関わってくるため、筋系の能力でも筋肥大よりは筋力がメインとなります。
クリテリウム
持久系:40%
筋系:40%
スキル:20%
ロードレースやヒルクライムと比較して競技時間は短めとなる為持久系能力の優先度は下がり気味ですが、短時間高出力のスプリントと短いレストを繰り返すため心肺機能にも負荷はかかります。その為ある程度の持久系能力は必要と言えます。
短時間高出力のスプリントを繰り返すクリテリウムは 多少筋肥大してもいいから瞬間的に高い出力を出せる筋力、また高出力の発揮を繰り返すことができるといった筋系の能力が必要となります。
また、持久系と筋系の能力に加えて集団スプリントや位置取り、高いケイデンスを維持するためのペダリングスキルや勝負をかけるタイミングの見極め等のスキルが必要になると考えました。
シクロクロス
持久系:40%
筋系:30%
スキル:30%
未舗装路や砂地を走りつつ階段、シケイン(障害物)等を自転車にのったまま、あるいは自転車から降りて担いで越えるといった冬がオンシーズンとなるシクロクロスは持久系能力をベースに筋系、スキルの能力が万遍なく必要な競技だと考えます。
競技時間は一時間弱と短めですが、自転車を担いだまま階段を駆け上る/駆け降りる、未舗装路で自転車をスピードにのせる、走る、シケインを超えるために自転車をジャンプさせる、あるいは自転車を持ってジャンプするといった動きをする必要があるため、全体的な強度が高いために筋系能力が必要になってきます。
またスピードを維持したまま上述したような自転車の乗り降りやジャンプを行う必要があるため、それらを行う高いスキルも必要になってきます。
まとめ
かなりザックリとした区分になってしまいましたが、各競技に必要な能力を考えてみました。自転車競技=持久系競技がほとんどのため、全体的に持久系能力への依存度が高めでしたね。
しかし一言に「持久系」「筋系」「スキル」といってもその中身は細かくわかれており一概に言えるものではないため物事はそう単純にはいきません。
今回は各競技をゲーム的パラメーターに置き換えたらどんな感じになるかなーと妄想して書いてみたので、かなり思い切って単純化してあります。
※編集後記※
筋トレのフォームチェックやゴルフのスイングチェックの為にiPhoneで動画を撮っているんですが、iPhoneのバッテリー劣化が激しく30分で70%電池がなくなるのでさすがに買い替えました。
データ移行とかめんどくさいな…とか考えていたんですが、今はiPhone同士でデータ移行できちゃうんですね。
昔はPCのiTune経由じゃないとダメだったのに…と考えるとちょっとずつ世の中便利になっていってるんだなぁ…